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ダイエットに記憶力アップ!チョコレートが持つ4つの効果効能

まずはこちらのニュースから。

ダークチョコレートは心臓に良い可能性があると言われているが、その理由を示す研究結果が、米ダラスで開催された米国化学会(ACS)年次集会で発表された。米ルイジアナ州立大学食物科学部教授のJohn Finley氏らの研究。

Finley氏らが消化管モデルでココアパウダーを調べた結果、胃のなかの細菌がダークチョコレートを食べ、発酵させてから、心臓に良い抗炎症性化合物を放出することが判明した。

ダークチョコレートの健康の秘密明らかに(2014.3.27掲載)


チョコレートが私たちの体に良い働きをすることは昔から有名な話。
このニュースは数あるチョコレートの良い噂の裏付けとなりそうです。

ニュース中にある、「抗炎症性化合物」とはなんでしょう。


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抗炎症性化合物とは

抗炎症性
【仮名】こうえんしょうせい
【原文】anti-inflammatory

炎症を減弱する、の意味。

抗炎症性とは - がん用語 Weblio辞書


炎症を減弱する化合物、ということですね。

抗炎症性化合物が心臓にとってどのような働きをするのかというと、

心臓病になるリスクを軽減
脳卒中の長期リスク低下


私たちの身近にある食べ物、それもお菓子で心臓病や脳卒中リスクを下げられるんですね。


チョコレートの効果効能について更に調べてみたところ、まだまだありましたので、ご紹介します。


①咳が治まる


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チョコレートに含まれるカカオに注目した英国民医療保健病院は、日頃からしつこい咳に悩む患者300人対し、チョコレート由来の天然の化学物質テオブロミンを1日2回、2週間にわたり処方したところ、60%の被験者が処方後すぐに「咳が楽になった」と実感したという。

【チョコレートも最強?!】カカオが豊富に含まれるダークチョコはしつこい咳に効果ありと判明!! 英病院調査 - IRORIO(イロリオ)


テオブロミンはカカオに含まれています。
この物質は、浮腫、梅毒、動脈硬化症、狭心症、高血圧などに効果的で、100年以上も前から治療に用いられています。

ちなみにテオブロミンが含まれるものは、カカオ以外にコーラやココア、マテ茶などがあります。


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②肥満予防


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確かにチョコレートそのものは高カロリーなのですが、脂肪分解酵素リバーゼの働きを抑え、脂肪が血液中に残るのを防ぐため、結果として体脂肪率は上がりにくくなります。
また、チョコレートに含まれるカカオバターは脂肪の吸収率がよいため、同じカロリーのものなら、チョコレートを食べた方が肥満につながりにくいと言われています。
食前にチョコレートを食べると、血糖値がすばやく上昇するので、食欲が抑えられるのも肥満の予防につながります。

実はバランスのとれた総合食品?! 「チョコレートダイエット」 ~健康の診断サイト カラダカラ


「食前のチョコレート」

なんとも太りそうな響きですがダイエットをしている方にはオススメの方法です。

糖分を控えるためにもミルクチョコレートではなく、ビターチョコレートを選んでおきたいところ。


③記憶力を高める


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チョコレートの香りは集中力や記憶力を高めることが
脳波や学習実験から実証されています。

チョコレートによる集中力・注意力の効果 | チョコレートの秘密・チョコで美しく健康になれる訳 - 楽天ブログ


チョコレートを食べた人と食べていない人では、スタートダッシュの反応に違いが出たというユニークな実験結果もあります。

そしてチョコレートの香りには記憶力、集中力を高める効果の他に、リラックス効果もあります。


まとめ


チョコレートが持つ4つの効果効能をまとめました。
記憶力や集中力を高めるというのは意外と知られていないのではないでしょうか。
中学、高校生のお子さんに対しても効果的です。

ダイエットしている方は、ビターチョコレートを食前に食べることをオススメします。