ネイティブ・ライフ

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心臓に癌はできない?

 

「心臓ガン」というものを聞いたことがありますか?

聞いたことない、という方が多いのではないでしょうか。
今回は、心臓に癌はできないのか?ということをテーマにまとめました。
 
 
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ガンは心臓にできにくい

 
数あるガンの中で、心臓に腫瘍ができる確率はわずか0.1%程度
そしてそのほとんどが良性。
 
何故できにくいのか。
 
そもそもガンというのは、細胞の増殖によってできるもの。
 
心臓は他の器官と比べて細胞が増殖することがありません。
 
ガンの発生環境が心臓にはないのです。
 
先ほど心臓に腫瘍ができる確率は0.1%と書きましたが、この腫瘍はガンではなく、悪性心臓腫瘍といいます。
 
よって心臓ガンという名前は存在しません。
 
 
 

心臓の温度は高い

 
ガンの発生条件として温度が35℃であることが挙げられます。
 
心臓の温度は40℃
 
温度の面からみても、発生しにくいということが言えます。
 
 
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心臓に腫瘍ができた時の症状

 
症状は様々。
他の部分に腫瘍ができた場合に比べると、非常にわかりにくいそうです。
 
そのため他の病気と間違われやすいのが特徴です。(てんかん、リウマチ性心筋炎などに症状が似ている)
 
しかし腫瘍が出来ていても症状が出るとは限りません。
腫瘍ができているのに気づかず、一生を終えるケースもあるそうです。
 
 
 

検査、診断方法

 
近年の医療の発達により、早期発見がより可能なものとなっています。
 
検査方法は、心臓超音波検査、胸部CTスキャンMRIです。
 
胸が苦しかったり、痛みを感じる方は早めの診断をお勧めします。
 
 
以上です。
 
 
読んでいただきありがとうございました。
 
 
 

 

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