【謎の飲み物】コカコーラに発がん性物質??
日本国内だけでなく、世界中で愛飲されているコカコーラ。
そのレシピはアトランタの銀行に大切に保管してあるとか‥
その他にも噂は多くあります。
今回はコカコーラに含まれる発がん性物質について。
「コーラを飲むとがんになる」は本当なのでしょうか。
コカコーラから発がん性物質⁇
「NPO法人 食品と暮らしの安全」の協力団体であるアメリカの公益科学センター
(CSPI Center for Science in the Public Interest)は、6月26日、日本を含む世界各国で含まれているコカコーラには発ガン性物4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれていると発表した。
この発ガン性物質は、カラメル色素を製造する過程で、砂糖やアンモニア、亜硫酸塩が高圧・高温下で化学反応を起こして生成される化学物質である。
2012年7月3日のニュースです。
コカコーラに含まれている、4-メチルイミダゾールについては簡単な説明がされていますが、もう少し詳しく調べてみました。
4-メチルイミダゾールとは?
カラメル色素を製造する時にできる副生成物である。
そのため、カラメル色素を多く含む食品に多く、飲料やビール、醤油やコーヒー等、さまざまな食品に含まれる。
人類が長年にわたって食べてきた物質であり、米国などはカラメル色素における限度を250ppmと設定し、管理している。
日本は、4-MIについては規制値を設けているわけではないが、カラメル色素についてはかなりの試験結果に基づいて、食品添加物として使用を認めている。
コーラに発がん性? また同じトリックが使われている | FOOCOM.NET
コーラだけに含まれている物質ではなかったんですね。
やはりこの問題の鍵を握るのはコカコーラの発がん性物質、4-メチルイミダゾール。
後半でもう少し掘り下げてみます。
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人体に影響はない?
米国毒性プログラムの実験結果によると、実験に使用されたマウスの肺から発がん性物質が発見されたそうです。
つまりどういうことかと言うと、マウスによる実験結果は出ているが、人体に影響があるとは言い切れないということです。
この結果に対し、IARC(国際がん研究機関)は、「ヒトに対する発がん性が疑われる」という評価を下しています。
またEFSA(欧州食品安全機関)はマウス実験に使用された4-メチルイミダゾールの量を無毒性量としています。
IARCもEFSAも発がん性があるとは断定していません。
コカコーラを飲むとがんになる可能性がある
または、コカコーラは発がん性物質を含んでいる可能性がある。
しかしあくまでも可能性の話であり、100%ではありません。
十分な情報が開示されていないこともあり、まだまだ真実にたどり着くのは時間がかかりそうですが、少しでも危機感を覚えた方は、飲むのを控えた方がいいかもしれません。
以上です。
読んでいただきありがとうございました。
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