結局、肉って体に悪いの?良いの?
食の欧米化が進む一方で、様々な生活習慣病が見直されている昨今。
そんな中で、「ベジタリアン」と呼ばれる人たちも増えてきました。
そこで生まれた素朴な疑問。
肉って体に悪いの?
まとめました。
肉は体に悪い!側の意見
「長生きしたけりゃ肉は食べるな!」という本を出版されている若杉友子氏によると、肉類(動物性タンパク質)を食べると腸内環境が悪化するそう。
そして弱った腸内で発生した毒素が、血液にも影響を与え、汚染された血液が体中に‥。
また、北米で行われた大規模コホート研究では、ベジタリアンとそうでない人を比較したところ、ベジタリアンの方が死亡率が12%低かったという結果が出ています。
ところで、「肉類を食べると大腸癌になる」という噂をご存知ですか?
この噂は本当なのでしょうか。
※鶏肉(脂肪分が少ないため)は除く。
この相関図は、世界各国の肉類を食べる量と大腸癌の発生率を表したものです。
肉を食べている国ほど、大腸癌の発生率は高くなっていることが伺えます。
ちなみに、大腸癌の発生リスクが最も高いのはビールです。
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肉は体に良い!側の意見
人間総合科学大学教授の柴田氏いわく、「肉を食べない人は早死にする」そう。
その他にも、肉を避けていると体の免疫力が大きく低下する、という意見も。
というのも、肉は必須アミノ酸を含んだタンパク質で形成されているため。
アミノ酸の効果効能はこちら。
●集中力を高める●精神を安定させる
●シミやシワを防ぐ
●風邪をひきにくくする
●体力を増強する
●二日酔いを防ぐ
●脳のはたらきを向上させる
●記憶力を保つ
アミノ酸、捨てがたいですね。
アミノ酸は肉類からでなくとも、魚や乳製品から摂取することが可能です。
しかし、肉類が最も効率良く摂取できるのです。
まとめ
肉は体に良い!側の意見、肉は体に悪い!側の意見。
両者の意見をまとめましたが、未だ科学的に明確な答えはでていないようです。
ひとつ言えるとすれば、「どんな食材も二面性を持っている」ということでしょう。
今のところ、個人の判断で選択していくしかなさそうです。
以上です。
読んでいただきありがとうございました。
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