中国の大気汚染、pm2.5とは?原因、症状、対策をできるだけわかりやすくまとめました
現在問題となっているpm2.5。
中国での大気汚染が原因とされていますが、詳しく知らない、という人も多いのではないでしょうか。
そして汚染された空気に接触するとどんな症状が出るのか、どんな対策が必要なのか、ということも含めてできるだけわかりやすく解説します。
pm2.5とは?
PM2.5の発生メカニズムは、物の燃焼などによって直接排出される場合と、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)などのガス状大気汚染物質が環境大気中での化学反応等によって粒子化する場合の2通りがある。
主な発生源には、ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設、コークス炉、鉱物の堆積場等の粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機などがある。
これら人為起源のものだけでなく、土壌や海洋、火山等から発生する自然起源のものもある。
ちょっと難しいですね…。
簡単に説明すると、工場や自動車などから発生するガスが原因となっている。(自然発生する場合もある)ということです。
この汚染ガスが海を渡って日本まできているんです。
しかし日本にも工場はたくさんありますし、何故中国の大気汚染だけが問題となっているのでしょう。
何故中国なのか?
結論から言うと、pm2.5が高濃度になりやすい場所だからです。
周辺地域での大気の状態と中国内部の大気の状態がある一定のバランスになるとpm2.5の濃度は高くなります。
中国に発生条件を満たしやすい地域がある、ということですね。
中国の大気が特別汚染されている、というわけではありません。
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どのような症状が現れるのか?
咳や目のかゆみ、鼻水やくしゃみなど。
これは初期段階で、症状が進行すると、ぜんそくや2型糖尿病(肥満の人)、脳梗塞発症の恐れがあります。
pm2.5飛来の際は、マスクの着用を義務付けましょう。
対策は?
1.外出しない
これは当然といえば当然なのですが、1日中家にいるわけにもいかないという人も多いはず。
2.換気は最低限に抑える
部屋の空気を綺麗にするための換気ですから、汚染された空気が入ってきてしまってはたまりません。
3.空気清浄機を使用する
これは効果的な対策ですね。
衣服に付着したまま室内に入ると、部屋の中なのに目がかゆい、くしゃみが止まらない、なんてことも。
4.マスクの着用
これが一番効果的な対策です。
しかし一言でマスクといっても種類は様々。
マスクだったらなんでもいいのか、というとそうでもありません。
マスクには、
ガーゼマスク
ナイロンマスク
高機能マスク
不繊維マスク
があります。
この中でp.m2.5などの微粒塵などに対応しているマスクは、高機能マスク。
それぞれのマスクに使用目的があり、(風邪、工場、睡眠時など)間違った使い方をすると、あまり意味がなくなってしまいます。
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自分の生活パターンに適した対策をとり、外出の際は種類を間違わないようにマスクの着用を義務付ければ、影響を最小限に抑えることができます。
以上です。
読んでいただきありがとうございました。